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聖アデライデ皇后   St. Adelaide                 記念日 12月 16日


 10世紀のはじめに、フランスのブルゴーニュの王女であったアデライデは、一生涯種々の苦しみを忍んだが、常に神に対する深い信頼と人に対する深い信頼と人に対する慈愛を保ち続けた。最初に結婚した夫は毒殺され、その上毒殺者の息子と結婚を強いられて、それを拒絶した時、彼女は城の中に閉じ込められた。しかし、後にドイツのオットー大帝が彼女を解放して自分の王妃とした。大帝の死後、長子が後を継いでオットー2世となったが、その妻がアデライデを追放した。しばらくして王はアデライデに詫びて再び連れ戻したが、彼の死後、彼女は再び追い出され、年をとってから帰ることを許された。
 999年12月16日、彼女は自分が創立したアルサスの修道院で神の許に召された。