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スコットランドの聖マルガリタ皇后 記念日 11月 16日
1057年プリンス・エドワード(イギリスのエドモンド王の島流しになった王子)の娘マルガリタは12歳の時、イギリス王エドワード王の宮廷に連れて来られた。しかし10年後、フランスのノルマンディー公ウイリアムが大軍を率いてイギリスへのへースティングに上陸して、アングロサクソン王国を打倒して自ら王位についた時、母と共にスコットランドへ逃げた。そして1070年、彼女は母の望みに従って国王マルコム3世と結婚して王子6人、王女2人の母となった。彼女の影響で国王は信心深いキリスト信者となり、慈善事業や病院の設立などに多大の援助を与えた。
マルガリタは英国人の修道士をスコットランドへ連れて来てベネディクト会修道院を創立させ、1072年、美しい教会が建てられた。慈悲深い「国の母」として、マルガリタは23年間国民の声に耳を傾けてその要求を満たし、国王と協力して彼等を真の幸福へ導き、対外的には隣国と平和を保つようにした。女王が多年の心労と苦行のために倒れたのは1093年であった。